タンブラーの話をしたいと思い続けていた話

 拍手ありがとうございました。ふだん、拍手のみいただいたことに気付いたときは「ありがたいな~」と思って数字をにこにこ眺めているんですが(今までもこれからもありがとうございます)、不安に思いながら書いていて不安なまま出したページで拍手ボタン押していただいてたことに今日気付きまして、すこし、気持ちが軽くなりました。ありがとうございました。

追記は関係ない雑記です

 新調したタンブラーと気が合わない話をしたいなァ、と最初に言い出したの、ツイログ遡ってみたら2020年でした。そんなことある?
 2020年に新調して気が合わないなって言ってたものを、今となっては「できるだけこいつを長持ちさせたいなあ」と思って使っている。そういう話。

 そもそも先代タンブラーは、某所のノベルティでもらったもので、保温性もそれなりでチープといえばそうなんですが、私にとってはすごく使い勝手がよかった。蓋が完全に分解できて洗いやすいのがよかった。
 常飲しているのがボトルコーヒーの牛乳割なので、分解が容易でないと困る。代わりに、車通勤でドリンクホルダーに入れて持っていくのがメインなので密閉性はそんなに求めてない。どうせすぐ飲み切るし、と思って素材も気にしてない。
 でも、ふつうにタンブラー探すと密閉性・保温性に重点置かれるのが出てきがちで、そしてそれらの高さとと分解のしにくさは比例しがちというかなんというか。

 新調した子も、本体・蓋・蓋の蓋・パッキンから成ってるのは同じで、完全に分解できるので洗いやすいのはそうなんですけども。パーツの形状とパーツの外しやすさでは断然先代に分があって……

 形状って点では、蓋に開いている飲み口をふさぐパーツが先代は円盤状だったのがよかった。円盤に二か所くぼみがあって、中心で蓋と固定されてて、回転させることで飲み口と空気穴を同時に塞げるのが、よかった。
 新調したほうは、飲み口を塞ぐパーツが長方形で、それを前後させることで飲み口を開閉させるから、空気穴部分は開きっぱなしになる。ドリンクホルダーに立てっぱなしとはいえ、空気穴から中身が出ることがあるのがちょっと困る。

 パーツの外しやすさについても、爪の形が違って先代の方がとても外しやすかった。先代のは、円柱を真ん中で二つに割った形の突起が中央についていて、両側から押さえて蓋から外しやすい。
 新調したほうは、突起二つを中央に寄せて蓋から外すのは一緒だけど、その突起がコの字型ふたつの開口部を向かい合わせた形してて、だから全然しなる余地がなくて……左右から中央に寄せようとすると、上下の平行部分ががっちりあらがってくる。日頃から缶詰とか開けるのに匙とかで抉らないと開けられないくらいに深爪してるので、この突起を爪でとらえられずに指先で押さえるとなるとかなり格闘するはめになる。というか、初回は“マジ”の格闘で勢い余って爪の根元の肉が裂けた。

 ここまでが2年前に話したかったこと。え、これを2年……??え???

 2年経った今どうなってるかというと、まず使い始めて数回目で、ツメ同士を寄せて穴から押し出して外すのは諦めて、パーツを無理くり引っ張って引き抜くことを覚えました。
 壊れたらまあそれまでと思ってたが、2年それで保ってるな……かわいいね

 2年使ってると、いいところも分かってきて。新調した方は(蓋開けてると冷気が漏れるからそこは別として)結露しないとか。
 重曹溶かして洗ってると愛着の湧きがすごいので、なんか最近は「長生きしてくれ」の気持ちになっている。
 先代は割れても騙しだまし使ってて、でもついに底が平らじゃなくなったから自立させられなくなって手離しちゃったんだけど、今の子もぶつけたへこみとかは出てきちゃってて、いつかは……と思うと、なんか、いやですね

 思い立って今ググったら、先代と同じタイプっぽいものがラクスルで単価500円くらいで買えるわね。全く同じではないが

 そんなこんなで年中つめたいコーヒー牛乳飲んでて、夏はとくに主食がコーヒー牛乳になってる。
 今夏は、さすがに水分とらなきゃいかんよな~って麦茶パックを54リットル分買って、結局飲めなくて余らせてて、賞味期限が今月12月までなのでホット麦茶に手をだして、で、寒いときに飲むホット麦茶がありえん美味すぎて半月で40リットルくらい飲んでる。なんで?
 冷たい麦茶そんなに好きじゃない自覚はあったけど、寒いときのホット麦茶がめちゃめちゃ好きだってことをこの歳になって初めて自覚したので、人生何があるかわかりませんね。おわり